FX自動売買おすすめNo.1は?FX自動売買検証ランキング&口コミを解説!

FX自動売買おすすめ

FX自動売買なら初心者でもプロのように利益を狙えるのでしょうか?

今回この記事では、FX初心者向けに自動売買の仕組みやおすすめツールをわかりやすく解説します。

特に「みんなのシストレ」など、手軽に始められるサービスを中心に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

FX自動売買おすすめとは?初心者でも稼げる?

FX自動売買とは、あらかじめ設定した条件やプログラムに従って、機械的に24時間FXの売買を行ってくれる仕組みのことです。

結論から言うと、稼げる可能性は十分あります。自動売買ツールを使えば、経験の浅い方でもプロ顔負けの戦略を簡単に実行できます。

例えば、後述する「みんなのシストレ」のように上級者の取引をそのまま真似できるサービスなら、自分で複雑な分析をしなくてもベテラントレーダーと同じように売買ができます。

FX自動売買ツールのおすすめランキングTOP5

それでは、当サイトが厳選したFX自動売買ツールのおすすめランキングTOP5を紹介します。

国内の主要FX会社が提供する信頼性の高いサービスの中から、使いやすさや実績をもとに比較しました。

  • みんなのシストレ(みんなのFX)
  • トライオートFX(インヴァスト証券)
  • ループイフダン(アイネット証券)
  • iサイクル2取引(外為オンライン)
  • トラリピFX(マネースクエア)

それぞれ特徴が異なりますので、あなたの投資スタイルに合ったツール選びの参考にしてください。

みんなのシストレ(みんなのFX)

みんなのシストレ

第1位は「みんなのシストレ」です。

トレイダーズ証券のみんなのFX口座で利用できる自動売買サービスで、初心者に特におすすめできます。

みんなのシストレ最大の特徴は、収益を上げている他のトレーダーをフォローするだけで自動売買が始められる点です。

サービス内に実際のトレーダーの収益ランキングが公開されており、上位のトレーダーを選んで自分の口座で「まるごとコピー取引」する形になります。

難しい設定やプログラミングは一切不要で、直感的な操作だけでスタートできるため、FXの知識が浅い初心者でも安心です。

取引手数料は無料で、最小取引単位は1,000通貨からと少額で始められるのも魅力です。取り扱い通貨ペア数は34種類と業界トップクラスで、米ドル/円やユーロ/円はもちろん、高金利通貨まで豊富に揃っています。

最近では学習が進んでパフォーマンスが向上してきています。総合的に見て、初心者が最初に試す自動売買ツールとして筆頭に挙げられるでしょう。

トライオートFX(インヴァスト証券)

トライオート

第2位はインヴァスト証券の「トライオートFX」です。

トライオートFXは、リピート系注文を手軽に始められる自動売買サービスの王道と言われています。

使い方はシンプルで、用意されている自動売買プログラム(=売買戦略)を選ぶだけ。難しい相場分析や面倒な注文発注はシステムに任せられるので、初心者でもすぐに運用を始められます。

それでいて収益実績の高いプログラムが多数揃っているのも魅力です。

提供される自動売買プログラムの中には、過去に年利160%以上の収益率を記録したものもあるほどで、利益追求型の投資家にも満足度が高いです。

公式サイトでは各プログラムの期待利回りや最大ドローダウン(最大損失率)などの情報が開示されており、リスクとリターンのバランスを見ながら自分好みの戦略を選べます。

また、トライオートFXはカスタマイズ性にも優れている点が特徴です。

既成のプログラムをそのまま使うだけでなく、自分で売買ロジックを組み合わせてオリジナルの自動売買プログラムを作成することも可能です。

初心者はまず既存プログラムで手軽に運用し、慣れてきたらオリジナル設定に挑戦するといった使い方もできます。

ループイフダン(アイネット証券)

アイネット証券

第3位はアイネット証券の「ループイフダン」です。

ループイフダンは、決められた値幅で「安く買って高く売る」を繰り返すリピート系自動売買で、シンプルさが売りのサービスです。

名前の通り「ループ(繰り返し)+イフダン(IF-DONE注文)」の仕組みに基づいており、一定幅ごとに売買を自動執行します。

あらかじめ通貨ペアごとにいくつかの設定例が用意されているため、FXが初めての方でも迷わず選択できます。

例えば「ループイフダンB15」を選べば、「B=買い注文で15銭刻み」のように、自動売買の内容がひと目でわかる仕様です。

初心者でも仕組みを理解しやすく、始めやすいのがループイフダンの魅力です。

スプレッドも比較的狭めに設定されているため、長期間運用してもコストが嵩みにくい点もユーザーに好評です。

ループイフダンは中長期の資産運用を念頭に設計されており、一度仕掛ければ相場が動いている限り自動で売買を繰り返してくれます。

手間いらずで24時間市場の変動をとらえられるので、「仕事で日中チャートを見られない」という方にも適しています。

ただし、相場が大きく一方向に動き続けるトレンド局面では含み損ポジションが積み上がりやすいため、設定値幅や損切りラインは資金に応じて慎重に決める必要があります。

適切に設定すれば、初心者から経験者まで幅広い層におすすめできる安定感のある自動売買ツールです。

iサイクル2取引(外為外為オンライン)

iサイクル2取引

第4位は外為オンラインの「iサイクル2取引」です。

iサイクル2取引は、外為オンラインが提供する高度なリピート系自動売買ツールで、相場状況に応じて注文内容を自動調整してくれる機能を備えている点が他にはない強みです。

基本的な考え方はループイフダンなどと同じく「一定範囲での連続売買」ですが、iサイクル2取引では3つの運用モードが用意されています。

ランキング方式では、過去の運用実績が良い設定をランキングから選んで運用できます。

マトリクス方式では、自分で想定する相場変動幅に応じてパラメータを組み合わせ、シミュレーション結果を見ながら最適な設定を選択可能です。

さらにボラティリティ方式では、直近の相場変動(ボラティリティ)に合わせてシステムが自動的に最適なレンジ幅を計算して注文を発注してくれます。

このように機能が豊富なぶん、完全初心者よりはFXにある程度慣れてきた人や、自分で細かく設定をいじってみたい人に向いています。

とはいえ、外為オンラインでは初心者向けにデモ口座も用意されており、仮想マネーでiサイクル2取引を試して学ぶことができます。

必要資金は標準コースの場合少し多めですが、ミニコースを選べば1,000通貨単位で取引できるので5千円程度からお試し運用もできます。

ただし本格的に運用するならある程度まとまった資金があった方が、ロスカットされにくく安定しやすいでしょう。

トラリピFX(マネースクエア)

トラリピ

第5位はマネースクエアの「トラリピ」です。

トラリピは、リピート系自動売買の先駆け的存在として有名なサービスです。

リピート系戦略自体は他社も提供していますが、マネースクエアの強みは長年の運用実績と独自のサポート体制にあります。

まず、取り扱い通貨ペアがユニークです。トラリピでは全部で17種類の通貨ペアを提供していますが、特に注目なのは「トラリピ向き通貨ペア」として公式に推奨している組み合わせです。

具体的には、豪ドル/NZドルやユーロ/英ポンド、米ドル/カナダドルといった高い相関性を持ちやすいペアに加え、他社ではほとんど扱っていないノルウェークローネ/スウェーデンクローナなども取引可能です。

これらの通貨ペアはレンジ相場になりやすく、リピート系注文と相性が良いとされています。他社の自動売買サービスでは扱っていないペアで運用できるのはトラリピならではのメリットです。

次に、「トラリピ戦略リスト」による簡単設定も魅力です。

マネースクエアには専門のストラテジストが在籍しており、中長期的な視点で考案したおすすめの売買戦略がリスト化されています。

ユーザーはその中から気に入った戦略を選んでコピーするだけで、必要な注文群が自動設定されます。

初心者でもこの戦略リストを活用すれば迷わず始められる仕組みです。

戦略を選んだ後に自分なりにカスタマイズすることもでき、ベース戦略+αでオリジナル運用も楽しめます。

また、公式には明確な最低金額は提示されていませんが、小さなレンジかつ1,000通貨単位の最小設定であれば数万円からでも始められます。

ただし、余裕を持った資金で設定した方が安定運用しやすいのは言うまでもありません。総じてトラリピは、「長年実績のある信頼性重視」の方にマッチする自動売買ツールです。

FX自動売買おすすめランキングの比較項目

上記のランキングでは、いくつかの比較項目を重視して選定しました。

ここではFX自動売買ツールを比較する際に注目すべきポイントを簡単に整理しておきましょう。

  • 始めやすさ(手軽さ)
  • 必要資金の目安
  • 取扱通貨ペア数
  • 最小取引単位

まず重要なのは、そのツールが初心者にとってどれだけ始めやすいかです。事前に高度な知識や複雑な設定が必要ないか、直感的な操作でセットできるか、といった点を比較します。

次に、 自動売買を運用するには、戦略に見合った資金が必要です。サービスごとに推奨される最低資金量が異なり、少額からOKなものもあれば、ある程度まとまった資金が推奨されるものもあります。

また、自動売買で運用できる通貨ペアの種類や1回の取引で扱う最低通貨量も見逃せません。

上記のほかにも、提供元の信頼性やサポート体制なども比較のポイントになります。

自動売買FXおすすめスペック比較表

ここでは、自動売買FXおすすめスペック比較表を紹介します。

スクロールできます
サービス名(会社)始めやすさ必要資金目安取扱通貨ペア数最小取引単位特徴・おすすめポイント
みんなのシストレ
(トレイダーズ証券)
◎(トレーダーをフォローするだけ)10万円以上~34種類1,000通貨成績好調な他のトレーダーを選ぶだけでOK。初心者でも簡単にコピートレード開始。必要資金少なめで手軽。
トライオートFX
(インヴァスト証券)
◎(プログラム選択でOK)30万円以上~23種類1,000通貨過去実績の高い自動売買プログラムが豊富。選ぶだけで運用開始できカスタマイズも可能。高収益狙いも◎。
ループイフダン
(アイネット証券)
◎(パラメータ設定のみ)10万円以上~24種類1,000通貨値幅など決めるだけでコツコツ自動売買。シンプルな仕組みで初心者にも理解しやすい。少額&手数料無料。
iサイクル2取引
(外為オンライン)
○(設定にやや慣れ必要)5万円以上~
※ミニは5千円~
26種類1万通貨
※ミニ1000通貨
相場に合わせ自動調整する高度機能搭載。3種の運用モードで柔軟設定可能。上級者も満足の本格派。
トラリピ
(マネースクエア)
◎(戦略リスト選択で簡単)- ※戦略次第17種類1,000通貨リピート系注文の草分け的サービス。プロ考案の戦略リストから選ぶだけ、相性の良い独自通貨ペアもあり。

※「必要資金目安」はあくまで安全運用の参考例です。設定するレンジ幅や通貨ペアによって必要な資金は変動しますので、実際の運用前に各社のシミュレーションなどでご確認ください。

FX自動売買ツールをカテゴリ別に徹底比較!

一口にFX自動売買といっても、その仕組みや運用スタイルによっていくつかの種類に分かれます。

自分に合ったツールを選ぶには、まずこれら自動売買のカテゴリーを理解しておくことが大切です。

ここでは代表的な3つのタイプについて、それぞれ特徴やメリット・デメリット、どんな人に向いているかを比較してみましょう。

リピート系FX自動売買ツール|FX初心者・上級者どちらにもおすすめ

リピート系のFX自動売買ツールとは、一定のルールに従って「売買を繰り返す」タイプの自動売買です。

あらかじめ決めた価格帯や間隔で、機械的に何度も新規注文と決済を繰り返してくれるため、相場が上下に行ったり来たりするレンジ局面で大きな威力を発揮します。

代表的な例が先ほど紹介したループイフダンやトラリピ、トライオートFXなどで、基本的な仕組みは似ています。

人間が手動で「安く買って高く売る」を繰り返すのは大変ですが、リピート系ツールなら疲れ知らずで24時間コツコツ利益を狙ってくれます。

シンプルなロジックなので初心者にも分かりやすく、設定次第では上級者の戦略にも応用できるため、幅広い層におすすめできるカテゴリーです。

リピート系FX自動売買ツールとは?

リピート系とは具体的にどんなことをするのか、もう少し詳しく見てみましょう。

リピート系自動売買では、ユーザーが通貨ペア・売買方向・値幅注文数量などを設定します。

一度設定を開始すると、その条件に従い、システムが自動的に注文→決済→再注文を繰り返します。

例えば「米ドル/円を1円刻みで買い下がっていき、0.5円上がったら利確する」という設定にすれば、相場が上下するたびに1円下がるごとに買い、反発で0.5円上がるごとに決済して利益を積み重ねていくイメージです。

こうした仕組みから、リピート系は別名「レンジ放置型」と呼ばれることもあります。

相場が設定レンジ内に収まっている限り、人間は何もしなくても自動で売買が完結していくからです。

トラリピやループイフダンでは、このようなリピート注文を簡単に設定できるよう工夫されたインターフェースとテンプレートが提供されています。

リピート系FX自動売買ツールのメリット・デメリット

リピート系の最大のメリットは、24時間チャンスを逃さず小さな利益を積み上げられることです。

レンジ相場では細かな上下動が頻繁に起こりますが、人力ではとても捉えきれません。

自動売買なら夜中や忙しい日中でも機械が淡々と取引してくれるので、「気づいたらチャンスを逃してた…」ということがありません。

また、事前に決めたルール通りに動くため感情に左右されないのも利点です。

相場が急落すると恐怖で判断を誤ることがありますが、リピート系ならプログラムがルールを厳守してくれます。

さらに、基本戦略が「安く買って高く売る(もしくはその逆)」というシンプルなものなので、初心者でも理解しやすく始めやすい点も魅力でしょう。

一方デメリットとしては、一方向の強いトレンド相場に弱い点が挙げられます。

リピート系はレンジ相場向きの戦略なので、相場が片方に大きく動き続けると含み損を抱えたポジションが増え、最悪の場合ロスカットとなるリスクがあります。

例えば買いのリピート戦略を組んでいたのに相場が下落トレンドに入ると、次々に買い下がるものの反発せず利確できない、という状況になるわけです。

このため、リピート系を運用する際は充分な証拠金を用意して耐えるか、損切り設定を入れて損失限定するなどの対策が必要です。

また、細かく利益を積み上げる反面、大相場での一撃必殺の利益は狙いにくいという性質もあります。

レンジ相場ではコツコツ強いですが、トレンド相場で手動トレードをする人に比べ爆発力は劣るでしょう。総じて、リピート系は安定志向だが長所と短所がはっきりした戦略と言えます。

リピート系FX自動売買ツールがおすすめの人

リピート系は忙しくて頻繁に相場をチェックできない方に向いています。

自動で放置運用できるので、本業があっても副業感覚で継続しやすいでしょう。

次にコツコツと安定した利益を狙いたいという人に合っています。

また、FX初心者でシンプルな売買から始めたい人にも最適です。ルール自体が分かりやすく、難解なテクニカル分析などは不要なので、取引経験が少なくても取り組みやすいでしょう。

さらに、感情に左右されず機械的に運用したい人にもリピート系はおすすめです。

「欲張りすぎて失敗する」「恐怖で損切りできない」といったメンタル面の課題を克服しやすいからです。

総じて、時間や心理的負担を減らして堅実運用したい人には、リピート系自動売買はピッタリの選択肢と言えます。

リピート系FX自動売買ツールをおすすめしない人

逆にリピート系があまり向かないのは、短期間で大きな利益を狙いたい人でしょう。

リピート系は利益と損失を小刻みに積み重ねていくスタイルのため、「1ヶ月で資金を倍増」といったハイリターン志向の方には物足りないかもしれません。

また、相場の状況に応じて自分で裁量トレードしたい人にも不向きです。

リピート系は基本的に最初に設定したらあとは流れに任せる形になるので、自分の裁量で細かく売買タイミングを図りたい人はストレスを感じるでしょう。資金が極端に少ない人にも注意が必要です。

少額でも始められますが、先述のようにトレンドに弱いため、最低限の証拠金しかないとすぐ強制ロスカットになる可能性があります。

余裕資金が用意できない場合は、リピート系よりまず少額でできる他の方法で経験を積む方がいいでしょう。

ミラートレーダー|手軽さ重視の初心者向け

ミラートレーダーとは、その名のとおり他人の取引を“ミラー”するタイプの自動売買です。

ユーザーは提供されている多数の売買プログラムやプロトレーダーの戦略の中から気に入ったものを選び、自分の口座でそれを走らせます。

すると、選んだ戦略が出す売買シグナルに従って自分の口座でも自動的に売買が行われます。

代表例としてみんなのシストレもミラートレード型のサービスの一種です。実際のトレーダーのランキングからフォローするだけで、そのトレーダーと同じ売買ができます。

また、外為オンラインがかつて提供していた「Mirror Trader」や、インヴァスト証券の「シストレ24」なども同様の選択型自動売買サービスでした。(現在は終了や名称変更もあり)

共通するのは、初心者でも高度な売買戦略をそのまま利用できる手軽さです。

自分でプログラムを作ったり、細かな注文設定をしなくても良いので、「とにかく簡単に自動売買を試してみたい」という人に向いています。

では、そんなミラートレーダー型のメリット・デメリットを見てみましょう。

ミラートレーダーとは?

ミラートレーダー型自動売買を一言でいうと、「他人任せの自動売買」です。

良い言い方をすれば「プロにお任せ」、悪い言い方をすれば「他力本願」ですが、それだけ手間いらずでお手軽ということです。

通常、FXで利益を出すには自分で勉強して戦略を練る必要がありますが、ミラートレーダーではあらかじめ用意された優秀なストラテジーを選ぶだけでOKです。

例えば「過去半年安定して利益を出しているストラテジーA」を選択すれば、今後そのストラテジーAが出す売買シグナル通りに自動で取引が進みます。

ユーザーは複数のストラテジーを同時に選んで分散運用したり、途中で切り替えることも可能です。

サービスによっては詳細な成績データや他の利用者からの評価コメントなども見られるので、参考にしながら自分好みの戦略をポートフォリオに組み込む感覚に近いです。

ミラートレーダーのメリット・デメリット

ミラートレーダー型最大のメリットは、なんといっても手軽で簡単なことです。

FXの知識やトレード経験がほとんどなくても、優秀な他者の戦略をそのまま利用できるので敷居が低いです。

戦略選びさえ間違えなければ初心者でもプロ並みの取引が可能になるわけですから、大きなアドバンテージですよね。

また、戦略を選ぶだけなので設定ミスなどの心配も少ないです。

さらに、複数のストラテジーを組み合わせれば分散投資も簡単に実現できます。

自分で複数の手法を同時運用するのは難しいですが、ミラートレーダーなら例えば「安定型ストラテジー+攻め型ストラテジー」を両方走らせるといったことも手軽です。

そして何より、時間の節約になります。市場分析やチャート監視に費やす時間を他のことに充てられるのは、忙しい人にとって大きなメリットでしょう。

反対にデメリットとしては、他人任せゆえのリスクがあります。

過去に優秀だったストラテジーが今後も通用する保証はなく、突然成績が悪化する可能性もあります。

その際に、自分で中身を完全に理解していないと「なぜ損しているのか」が分からず不安になるかもしれません。また、コントロールできないもどかしさもあります。

基本的に選んだ戦略の判断に従うしかないため、「今の相場状況なら本当はこうしたいのに…」と思っても介入しづらいです。

さらに、初心者が陥りがちなのは戦略選びで迷う・失敗することです。

たくさんのストラテジーがあるとどれを選べば良いか悩みますし、表面的な高収益に飛びついたら実はハイリスクな戦略で痛い目を見る、といったケースもあります。

結局、完全放置は危険で、定期的なメンテナンスは必要です。つまり手軽とはいえ「何もしなくていい」わけではない点には注意が必要でしょう。

ミラートレーダー向きの人

ミラートレーダー型の自動売買は、とにかく簡単に自動売買を始めてみたいFX初心者にピッタリです。

自分で売買手法を考える自信はないけれど、プロのやり方を真似してみたいという人にはうってつけでしょう。

また、仕事や勉強で忙しく、トレードの勉強時間をあまり取れない人にも適しています。

最初から完成された戦略を使えるので、学習コストを大幅に削減できます。

ミラートレーダーに向かない人

ミラートレーダー型が合わないのは、自分で裁量判断したいタイプの人です。

他人の戦略に任せきりになるので、自分で相場を予想してトレードする醍醐味はありません。

また、全てを自分でコントロールしないと気が済まない人にも不向きです。ミラートレードでは一度走らせたストラテジーの個々の取引に口出しできないため、細かい調整ができません。

相場状況に応じて柔軟に対応したいと考える器用なトレーダーには物足りないでしょう。さらに、戦略の中身を理解できないままでは不安に感じる人も向いていません。

ブラックボックスを許容できず、「どういうロジックで動いているか分からないと怖い」という人ですね。そういう方は、時間はかかっても自分で納得できる戦略を構築する方が精神衛生上良いかもしれません。

最後に、すでに高度なトレードスキルを持っている上級者も、ミラートレーダーだけでは物足りないでしょう。自分でやった方が良い成果が出せると思うなら、あえて他人の戦略に頼る必要はありません。

ただし上級者でも、自分の裁量トレード+裏でミラートレードで別戦略運用という併用をしている人もいますので、一概には言えませんが「メイン手法としては不要かな」と考える人が多いでしょう。

メタトレーダー|上級者・プログラミング経験者向け

メタトレーダーは、上級者やプログラミングに明るい人向けの自動売買プラットフォームです。

世界中で利用されている高機能な取引ツールで、特に有名なのはMetaTrader4(MT4)およびMetaTrader5(MT5)というバージョンです。

国内でもMT4/MT5に対応したFX会社はいくつかあり、これらを使えば自作のプログラム(エキスパートアドバイザー=EA)を動かして自由自在に自動売買が可能です。

前述のリピート系やミラートレーダー型が「完成品を使う」イメージなのに対し、メタトレーダーは「自分で作る(または入手する)」イメージです。

プログラミングと聞くと難しそうですが、既成のEAを入手してくればコードを書かずとも動かせるので、必ずしも全員が開発者になる必要はありません。

ただ、カスタマイズや最適化をしようと思うとプログラミング知識があった方が有利という意味で、上級者向けと言われます。

メタトレーダーの魅力は何と言っても無限のカスタマイズ性です。

自分のトレードロジックをそのままプログラムに落とし込めますし、世界中の開発者が作成したEAやカスタムインジケーターを導入して使うこともできます。

日本語の情報も豊富で、ネット上には先人たちが作成した無料EAや有料販売されているEAが数え切れないほど存在します。

メタトレーダー環境さえ用意すれば、そうしたEAを使って自動売買を始めることも簡単です。

メタトレーダー向きの人

メタトレーダーは、自分で戦略をとことん突き詰めたい上級トレーダーに向いています。

例えば「裁量でやっている手法を自動化したい」「独自のインジケーターや複数条件を組み合わせた戦略を試したい」と考えている人には理想的なツールでしょう。

また、プログラミングが得意 or 興味がある人にもピッタリです。

自作EAを作成してバックテスト(過去データで検証)を回し、改善して…というサイクルは、システム開発好きにはたまらないはずです。

実際、趣味と実益を兼ねてMT4の自動売買プログラム作りに没頭する個人投資家も多いです。さらに、既存のツールでは物足りないと感じる人にもメタトレーダーはおすすめです。

リピート系やミラートレードにはない発想のトレードを自動化したい場合、メタトレーダーなら道が開けます。加えて、世界中のトレーダーと情報交換したい人にも良いでしょう

メタトレーダーに向かない人

メタトレーダーが向かないのは、やはり完全な初心者や機械が苦手な人です。

MT4/MT5自体の操作は覚えれば難しくありませんが、最初は専門用語や独特のインターフェースに戸惑うでしょう。

また、最初から自動売買プログラムを自作するのはハードルが高く、プログラミング経験ゼロだと勉強が必要です。

そうした手間を厭う人は、最初から他の手軽なツールを使った方が無難です。細かな設定や検証を地道に行うのが嫌いな人も向きません。

少額で自動売買を始めるには?

「興味はあるけど、あまり資金がない…」「まずは少額で試してみたい」という方も多いでしょう。

FX自動売買は、工夫すれば少額からでもスタート可能です。ここでは、少ない資金で自動売買を始める際のポイントを解説します。

  • 1,000通貨単位以下で取引できるサービスを選ぶ
  • 通貨ペアとレンジ幅を工夫する
  • デモトレードや少額コースで試運転

まず、最小取引単位が小さいほど少額資金で運用しやすくなります。

例えば1万通貨単位が最低の会社だと、米ドル/円1万通貨はレバレッジ25倍でも数万円の証拠金が必要です。

しかし1,000通貨なら1/10の資金で済みます。幸い、ランキングで紹介したサービスの多くは1,000通貨から取引可能です。

次に、少額運用ではできるだけ含み損リスクを抑える工夫が必要です。

例えば値動きがマイルドな通貨ペアを選ぶことで急激な変動によるロスカットを避けやすくなります。

米ドル/円やユーロ/円など主要通貨は比較的安定しています。

また、 いきなりリアルマネーを投入するのが不安な場合は、デモ口座を活用しましょう。

外為オンラインのiサイクル2取引や、一部海外FX業者のMT4口座など、仮想資金で自動売買を試せる環境があります。デモで動きを確かめてから、本番に少額資金で移行すると安心感が違います。

また、多くの人は最初数万円~十数万円程度で自動売買を始めています。例えば10万円を元手にスタートし、運用に慣れて手応えを感じたら追加で資金投入というステップでも遅くありません。

FX自動売買おすすめしない?大損するって本当?

インターネットで調べると「FX自動売買はおすすめしない」「自動売買は危険で大損する」という声を目にすることがあります。

初心者の方はそうした情報を見て不安になるかもしれません。ここでは、なぜそのように言われるのか、その真偽と背景を解説します。

結論から言えば、「必ず大損する」とまでは言えませんが、注意しないと大きな損失を被る可能性があるのも事実です。

自動売買そのものが悪いわけではなく、使い方や期待値の持ち方によって結果に大きな差が出るため、「おすすめできない」と感じる人がいるのでしょう。

自動売買で大損してしまう典型的なケースの一つは、リスク管理を怠った場合です。

例えば過度なレバレッジをかけて自動売買を動かしていたり、必要資金が足りないのに広いレンジのリピート系を走らせたりすると、相場急変時に耐えきれず一瞬で資金が溶けてしまうことがあります。

自動売買ツール自体は淡々と取引するだけなので、無謀な設定にしてしまうと容赦なくポジションを持ち、相場が逆行すればあっという間にロスカット…という悲劇も起こりえます。

特に初心者は「自動だし大丈夫だろう」と安易に考えてしまい、適切な証拠金維持率を保たず運用してしまうことがあり、それが大損の引き金になります。

また、過度な期待と放置も危険です。自動売買=楽して儲かると信じ込んで、全くチェックせずに放置していると、気づいた時には資産が激減していたということもありえます。

どんな優秀なストラテジーでも未来永劫勝ち続ける保証はなく、相場環境が変われば損失を出すこともあります。人間なら状況を見て方針転換できますが、システムは設定を変えない限り走り続けてしまいます。

自動売買だからと油断してマーケットを無視すると痛い目を見るというのは、多くの経験者が口を揃えて言う教訓です。

こうした話が「危険だ」「おすすめできない」という評価につながっているのでしょう。

しかし、裏を返せば適切な資金管理と定期的なメンテナンスを行えば、大損リスクを大きく抑えられるとも言えます。

実際、自動売買でコツコツ利益を積み上げている人もたくさんいます。自動売買自体は感情に左右されない分、ルールさえ良ければ人間より安定した成績を出しやすいという側面もあります。

「大損した」という声の裏には、往々にして無謀な運用や知識不足が存在します。もちろん相場ですから絶対はありませんが、リスクを理解して運用すれば必要以上に怖がるものでもありません。

FX自動売買の現実!FXの自動売買が危険と言われている理由

前項でも触れましたが、FX自動売買が「危険」と言われる具体的な理由をもう少し掘り下げてみます。

  • 相場急変への脆さ
  • 過信と油断
  • ブラックボックスの不安
  • 詐欺的なツールの存在
  • ユーザーの過度な期待と失望

まず、自動売買プログラムは過去の相場パターンや特定のレンジを前提に設計されていることが多く、リーマンショック級の急変やブラックスワンに直面すると想定外の動きをする可能性があります。

次に、自動売買に頼りきりになるあまり、ユーザーがマーケットへの関心を失ってしまうことがあります。

また、 特に選択型の自動売買において、「中身がブラックボックスであること」が不安視されるでしょう。

自分でロジックを理解していれば納得感がありますが、そうでない場合、損失が出始めると「一体このシステムは何をしているんだ?」と不安になります。

さらに、全ての自動売買が安全なわけではなく、中には悪質なものもあるので、巷で高額販売されているEAや、「必ず勝てる」と謳う怪しいソフトには注意が必要です。

金融庁の許可を得ていない無登録業者が自動売買ツールを売りつけてトラブルになる例も報告されています。

また、自動売買は万能ではないにも関わらず、「絶対儲かる」と誤解して全財産を投入したり、借金してまで運用する人も稀にいます。

当然そうした無謀な行為は破綻しやすく、大損すれば「自動売買なんてやるんじゃなかった」と強い失望に繋がるでしょう。

FX自動売買やってみた!FX自動売買口コミについて

実際にFX自動売買を利用している人たちは、どのような感想や結果を報告しているのでしょうか。

ここではいくつか自動売買経験者の口コミや体験談を紹介し、その傾向を探ってみます。

「忙しくても利益が出せた!」
ある会社員トレーダーの方は、日中仕事で相場を見られないためみんなのシストレを始めたそうです。最初は半信半疑だったものの、上位トレーダーをフォローするだけで本当に自分の口座に利益が積み上がっていき、「働いている間に口座残高が増えていて驚いた」とのこと。もちろん常勝ではなくマイナスの月もあったようですが、トータルではプラスを維持でき、「画面に張り付かなくても稼げるのは本当に助かる。精神的な余裕もできた」と高く評価しています。忙しい人でも不労所得的に収益機会を得られるという自動売買のメリットを実感できた良い例でしょう。

「少額で試したらすぐロスカット…」
一方、残念な体験談としては「資金10万円でトライオートFXを始めたら、数週間で相場急変によりロスカットになってしまった」という声もあります。口コミを投稿した初心者の方は、「簡単に儲かると思っていたら痛い目に遭った。もう自動売買は懲り懲り」という趣旨でした。このケースでは、推奨30万円のところを無理に10万円で運用したため耐えきれなかったようです。やはり資金管理の重要性が浮き彫りになります。ただ、この方も「勉強代だと思って今は資金を増やして再チャレンジ中」と後日談を寄せており、現在はロットを縮小し慎重に運用し直してプラスに転じているとのことでした。

「十分利益が出て満足。ただ大儲けではない」
別のユーザーは、トラリピを1年間運用して約15%の利益を得たそうです。100万円で始めて半年ぐらいは含み損と利益を行ったり来たりだったものの、レンジ相場が続いた後半にグッと利益が伸び、最終的に+15万円ほどになったとのこと。「思ったより増えないなというのが正直な感想。でも銀行に預けるよりは遥かに良いし、何より手間がかからない。自分としては上出来」と述べています。やはりコツコツ型の自動売買は爆発的な利益にはなりにくいものの、安定運用には向いているという典型例でしょう。「欲張りすぎなければ十分有用」という声は多く、堅実派ユーザーからの満足度は高いようです。

「裁量より精神的に楽になった」
自動売買に切り替えてメンタル面の負担減少を喜ぶ声もあります。ある方は裁量トレードで負け続けていたため、思い切ってミラートレーダーに転向。すると「自分で売買判断しなくていいだけでこんなに心が安定するのか」と驚いたそうです。損益が出ても「あくまでプログラムの結果」と割り切れるため、無駄な後悔や自己嫌悪がなくなり、日常生活にも良い影響が出たとのこと。「もっと早く自動売買を使っていればメンタル崩壊せずに済んだかも」と冗談交じりに語っていました。利益だけでなく、ストレス軽減という副次効果も自動売買の大きなメリットと言えますね。

「ちゃんと増えているけど、自分の腕は上がらない?」
興味深い意見として、「自動売買で資産は増えたけど、FXの腕前は上達していない気がする」というものもありました。確かに、自動売買は人任せ・システム任せになる部分が多いので、自ら相場分析をして経験値を積む機会は減ります。この方は「このままずっと自動売買だけやっていくのもアリだけど、少し寂しい気もする。いずれ自分でも稼げるよう勉強したい」とのこと。収益面では成功しても、トレーダーとしての成長実感が得られにくいというのは一理あります。そこで、裁量と自動売買を並行して行い、片方は勉強、片方は安定収益源と割り切るスタイルをとる人もいます。口コミを見ても、「裁量と組み合わせて使っている」という声は多かったです。

総じて、FX自動売買の口コミは「楽にそこそこ儲かった」という肯定的なものと、「油断して損した」という否定的なものに二極化する印象です。

FX自動売買おすすめに関するよくある質問

FX自動売買おすすめ設定を教えてください

自動売買の最適な設定は一概に言えず、使用するツールや相場状況、資金量によって異なります。

ただし初心者がまず心がけるべきはリスクを抑えた保守的な設定にすることです。

具体的には、取引数量を小さめに設定し、リピート系ならレンジ幅を広めにとって急変に耐えられるようにする、ミラートレード型なら安定した成績のストラテジーを選び、欲張って高リターンだが不安定なものは避ける、といった工夫です。

FX自動売買ツールは50万円で利用できますか?

はい、50万円あれば十分にFX自動売買を始められます

主要な自動売買サービスは、基本的に10万円~30万円程度から利用可能なものが多く、50万円の資金があればむしろ余裕を持って運用できるでしょう。

FX自動売買おすすめ【まとめ】

FX自動売買ツールは、時間がない初心者でもプロの戦略を活用して利益を狙える便利なサービスです。

自動売買にはメリットもデメリットもありますが、正しく理解して運用すれば強力な味方になります。ただし、「完全ノーリスク」ではないことも念頭に置いておきましょう。

「みんなのシストレ」は初心者に優しく少額から始めやすいので、一歩目の選択肢としておすすめです。慣れてきたら他のサービスも併用したり、より高度なメタトレーダーに挑戦するのも良いでしょう。

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